谷本歯科医院

診察時間
9:00 - 12:30 / 14:30 - 18:30
休診日
日・祝祭日 / 第2・4木曜 / 第1・3・5木曜午後

インプラント

インプラント治療とは

インプラント

虫歯や歯周病、あるいは事故といったことが原因で歯を失ってしまった時に、その歯に代わって人工の歯を使う治療です。チタン製の人工歯根をあごに埋め込んで、しっかりとあごの骨に固定します。

 

その後、人工の歯を歯根に装着する、という治療方法です。歯を失った患者様にとっては最良と言える治療方法です。

 

人工歯根に使用するチタンは、靭帯との親和性が非常に高いため安全で、強く骨と結合します。そのため、入れ歯のような噛んだ時の不快感や健康な歯を削らなければならないブリッジのように周りの歯へ負担をかけずに済みます。

当院で行うインプラント治療について

天然歯と同様の、噛み砕き、飲み込むなどの健全な咀嚼運動ができるようになりますが安全にインプラント治療を行うためには、事前の検査、確認が大切です。当院では歯科用CTを使用することによって、あごの骨の状態を3Dで視ることができます。また、従来のレントゲンではできなかった「あごの骨の厚みや形」「神経や血管の通っている位置」なども正確に把握できるようになり、安全かつ正確なインプラント治療を行うことができるようになりました。

当院でインプラント治療を行う場合、手術の際にフィブリンゲルを使うことで治療期間を短縮することが出来ます。フィブリンゲルとは、患者様ご本人から採取した10~40ccの血液を遠心分離機にかけて作る、インプラントをあごの骨と結合させるための接着剤のようなものです。患者様の遺伝子を持っているため、骨の部分では骨に、肉の部分では肉に変化しますので治療期間を短縮することが可能です。

当院で行うインプラント治療について

インプラント治療のメリット

インプラント治療のメリットは天然の歯と同じように噛むことでき、入れ歯のように食事の際に動いたりすることがないことです。

見た目も自分の歯と区別がつかないほど審美性に優れているため、笑顔を増やす事ができます。

 

また、ブリッジ治療のように健康な他の歯に負担を与えないので、他の歯の寿命を延ばす意味でもメリットがあります。

インプラント治療のデメリット

インプラント治療は患者様に最適な治療を行うことが出来ますが、保険適用の範囲外であるため全額自己負担です。

また、入れ歯などと比べると治療期間が長くなります。しかし、インプラントの成果は十分にご満足いただけるものです。

 

ただし、重度の心臓病、肝臓病、糖尿病、骨粗しょう症など患っていらっしゃる場合、手術ができない可能性がございます。

まずは当院へご相談下さい。

インプラントの寿命

インプラントがどれ位もつのかを質問されることがありますが、材質的には半永久的なものです。

しかし、インプラントが施されている場所の環境、つまり、患者様の口内の手入れによって寿命が決まってきます。

 

インプラントにしたから歯を磨かなくても良いということはありません。

歯科医師や衛生士の指導にしたがって衛生管理を行って下さい。

インプラント症例

症例1 奥歯2本欠損

症例1 奥歯2本欠損

症例2 左右4本×2 8本

症例2 左右4本×2 8本

症例3 抜歯即時埋入

症例3 抜歯即時埋入

症例4 無歯顎

症例4 無歯顎

症例5 奥歯1本欠損

症例5 奥歯1本欠損

症例6 抜歯即時埋入2

症例6 抜歯即時埋入2

インプラントQ&A(よくあるご相談)

Q.インプラント手術は痛くないのですか?

A. 手術中は痛みがないように麻酔をしますので、ご安心下さい。

手術後は個人差によりますが、抜歯をした時と同程度や少々腫れがありますが、軽度で、腫れもすぐにおさまります。

Q.インプラントはどのくらいもつのですか?

A. 10年で下のあごでは約98%、上のあごでは約96%の成功率と言われており、長期間の良好な機能が期待できます。

ただし、長持ちさせるためにメンテナンスの手入れができていないと、天然の歯と同じように歯槽膿漏のような状態になることがあります。

 

「インプラントは 半永久」と言われますが、しっかりとしたアフターケアが大切です。

治療後のケア・メンテナンスが気になる方は、当院へ通われたことはない方でもお気軽にお越し下さい。

Q.インプラントの安全性は?

A. インプラントの材質は人間の身体に害がない安全なチタン製でできております。

チタンは人工関節や人工心肺等の手術にも使用されておりますので、安全性は確かなものです。

Q.インプラントは誰でもできますか?

A. 糖尿病や血液疾患などの全身疾患をお持ちの方や、妊娠・授乳中の方、重度の歯周病以外の方はどなたでも治療を行うことができます。

まれにあごの骨の大きさや形によって、インプラント治療を行えないケースもありますので、まずは当院まで来て頂き、手術が可能かどうか診断いたします。

Q.治療期間はどれくらいですか?

A. お口の状態、治療の本数により異なりますが、平均で約3~6ヶ月程度とかかります。

また、手術の方法として、1回法か2回法かにもよります。

また、当院では抜歯と同時に埋入手術を行う、即時埋入も行っております。即時埋入であればさらに期間は短くなります。

Q.費用はどれくらいですか?

A. インプラント治療は保険適用外で全額自己負担となります。

患者様によって歯の状態は異なりますので、きちんと患者様のお口に合った治療法を検討・診断し、それに応じた費用を頂いております。

費用の詳細は直接ご相談下さい。

 

※インプラント治療は「医療費控除」に適用されます。
詳しくは当院にてご相談いただくか、税務署にてご相談下さい。

Q.以前の自分の歯のように噛めますか?

A. インプラント治療は自分のあごの骨に支えられていますので、本来の自分の歯と同じようにしっかりと噛むことができます。入れ歯装着時の違和感や不快感(がたつき)もないので、インプラントによってしっかりと噛めるようになり、見た目にも美しくなります。

 

その他、インプラント治療について、疑問やご質問等御座いましたらお気軽にご相談下さい。

インプラント治療の費用について

基本埋入140,000円(税抜)〜
上部構造100,000円(税抜)〜

※個人差によります。

医療費控除について

治療を受けられるご本人様又は家計を共にする配偶者やご家族の方の為に、医療費をその年の1月1から12月31日までに10万円以上(所得額200万円未満であれば所得金額の5%)支払った場合には、一定の金額(最高で200万円)の所得控除を受けることができます。(保険金等で補てんされた金額は除く。)

控除される金額は以下の計算になります。

医療費控除について

また、治療のために通院に掛った交通費等も医療費控除の対象となります。お子様の通院で付き添いが必要な場合は、付添い人の交通費も対象となります。ですので、通院した日および通院に掛った費用は、記録し控えておいて下さい。
(ただし、自家用車で通院した際のガソリン代や駐車場代などは、医療費控除の対象外となります。)

尚、医療費控除を受けるには確定申告が必要となりますので、治療の際の領収書等は大切に保管しておいて下さい。

詳しくは国税庁の「No.1128 医療費控除の対象となる歯の治療費の具体例 」をご参照下さい。

インプラント即時埋入

抜歯即時埋入とは?

抜歯後にできた穴に、その場ですぐにインプラントを入れる治療法を抜歯即時埋入法と言います。
通常の治療法であれば抜歯後、数ヶ月経った後にインプラントを埋入しますが、抜歯即時埋入法であれば、抜歯後、何ヶ月も待たずにインプラントを入れることができます。
抜歯即時埋入法のメリットとして、治療が短期間で終えられるのに加え、骨が吸収するのを抑らえれるので、術後の痛みや腫れを軽減させることができます。

抜歯即時埋入法のメリット

・抜歯してできた穴に埋入するため、歯ぐきの切開を行わずに済むので、痛みや腫れを抑えることができる。
・治療期間を数ヶ月短縮することがでる。また、外科処置の回数も減らすことができる。
・ドリルで骨を削る量・時間が少なく済み、身体的、精神的にも負担を減らすことができる。
・抜歯後の骨吸収が起こる前に埋込するので、骨量を保つことができる。

 

ただし、骨や歯肉の状態、口腔衛生状態などの条件により、即時埋入ができない場合や通常通り数ヶ月待ってインプラントを埋入する方が良い結果を残せる場合もあります。その場合は通常通り、抜歯後数ヶ月待ち、骨や歯肉の状態を良好にした上でインプラントを埋入します。
しっかりと診断を行った上で、即時埋入が可能かどうか判断をいたしますので、一度当院までご相談下さい。

抜歯即時埋入法の流れ

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